「まっすぐ」な活動を愚直につづける、原点回帰の
出版社・ミシマ社。
単身起業した後、愉快な「無法者たち」が集まって
くる過程から、現在に至る5年間のエピソードと発見
をつづる。 (アマゾン内容紹介より)
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
「ミシマ社」・・・私も、この本を読むまで、この
出版社の存在を知りませんでした。
まだ創業5年、そして従業員も7人。
☆
そんな零細出版社の誕生秘話と、内田樹先生の
ベストセラー「街場の中国論」などの、数々のヒット
作を生み出して行く過程を、社長自らが書きつづっ
た本です。
カミソリ社長&少数精鋭主義の部下の、大都会
を舞台に繰り広げられる、オシャレでスマートな
ビジネスストーリ・・・かと思いきや。
☆
思いっきり無頼で、アナログで、アマゾン内容紹介の
「まっすぐ」な活動を愚直につづける、原点回帰の
出版社・ミシマ社 ←本当に、このまんまでした。
ある日、衝動的に会社を作ってしまった社長。
そこに集まってきた社員は、領収書の切り方も
覚えられない無法者。(でもキラリと光る才能アリ)
オフィスは、築51年の総畳敷き
天井裏でねずみが運動会してるようなボロ屋
☆
本屋とは、能率の悪い「直取引」=手売り。
一冊入魂の精神で、全力で面白い本を作り続け
後は読者を信じる。
マーケティングとか、複雑なインセンティブの仕組み
とか、マスコミで無理やりなブーム造りとかに
うんざりしてる私には、本当に新鮮な内容でした。
「本」は弱小メディアながらも、時代を超えて情報を
伝えられる不思議な物質。
だから、本当に良い本を作り続けていくことが王道。
☆
こんな当たり前の事が、新鮮に感じられるって事は
今の世の中の仕組みが、歪みきってるのでしょうね。
311以降、このままじゃイケナイと分かっていながら
しがらみや利権で、どうせ何も変わらないと絶望
しかかってる人も多いと思いますが。
この本を読むと突破口は、革命や闘争ではなく、
良い仲間と良い場を作る事にあるのだと、素直に
納得できます。
読むと心が温かくなって、元気と勇気が湧いてきます。
本を愛する人に、超おススメいたします!
「計画と無計画のあいだ」 三島邦弘
~自由が丘のほがらかな出版社の話~
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