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Channel: 福山読書会メクルメク(府中・笠岡・尾道)
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本「呪いの時代」 内田樹 2011年11月

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ぱっとしない自分を呪うことなく、ありのままの自分を

受け容れて愛そう。

そして他者にも祝福の言葉を贈ってみよう! 


まっとうな知性の使い方と、時代を読む方程式を考える。

『新潮45』の不定期連載を加筆修正して書籍化。

(図書館内容紹介より)



呪いの時代/内田 樹
¥1,470
Amazon.co.jp


内田樹先生の本は、とにかく面白い!

どちらかというと、暗い話題がテーマで、しかも内容が

ぎっちりなのに、あっという間に読めてしまいます。



自分でも気がつかないうちに、日常的なささやかな事まで

効率的か、合理的かだけで、考えるクセがついてしまってる。


それがいかに馬鹿げていて、精神を荒廃させ、日本を混迷

させてるかを、博識な著者が、古今東西の歴史や文学の

エピソードを交えながら、解説しています。


文学や古典や神話はもちろん、ゴジラやら、映画「仁義なき

戦い」主人公まで引き合いにだす、著者の博識ぶりには、

驚きを通り越して、ちょっと呆れてしまうくらい。


こういう時事社会問題の本は、一年たったら話題が古く

なって読めないのですが、内田樹先生の本は、10年後

でも楽しめると思います。



☆ ☆ ☆ ☆




変化のスピードが早く混迷した世の中で、役に立つ情報

発信が出来る人の共通点は、歴史・古典の知識+雑学

(生活感覚)があることです。


そして↑これが、全部そろってる人ってめったにいない。

生活感覚で、アウトになっちゃうセンセイが多いのです。

私が合格点を出せるのは、藤原直哉先生と内田樹先生くらい。

逆に他におススメの人がいたら教えてほしいです、ぜひ♪♪♪



今回する本は、「自分さがし」「婚活」「草食男子」みたいな

軽い話題から、東日本大震災や原発事故のような、重い

話までバラエティーに富んでます。


福山市図書館の蔵書です。超オススメします~!! ニコニコ




図書館リンクは、明日書きたします。

今日は、これでおやすみなさ~い。  (@ ̄ρ ̄@)zzzz




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