ぱっとしない自分を呪うことなく、ありのままの自分を
受け容れて愛そう。
そして他者にも祝福の言葉を贈ってみよう!
まっとうな知性の使い方と、時代を読む方程式を考える。
『新潮45』の不定期連載を加筆修正して書籍化。
(図書館内容紹介より)
- 呪いの時代/内田 樹
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
内田樹先生の本は、とにかく面白い!
どちらかというと、暗い話題がテーマで、しかも内容が
ぎっちりなのに、あっという間に読めてしまいます。
自分でも気がつかないうちに、日常的なささやかな事まで
効率的か、合理的かだけで、考えるクセがついてしまってる。
それがいかに馬鹿げていて、精神を荒廃させ、日本を混迷
させてるかを、博識な著者が、古今東西の歴史や文学の
エピソードを交えながら、解説しています。
文学や古典や神話はもちろん、ゴジラやら、映画「仁義なき
戦い」の主人公まで引き合いにだす、著者の博識ぶりには、
驚きを通り越して、ちょっと呆れてしまうくらい。
こういう時事社会問題の本は、一年たったら話題が古く
なって読めないのですが、内田樹先生の本は、10年後
でも楽しめると思います。
☆ ☆ ☆ ☆
変化のスピードが早く混迷した世の中で、役に立つ情報
発信が出来る人の共通点は、歴史・古典の知識+雑学
(生活感覚)があることです。
そして↑これが、全部そろってる人ってめったにいない。
生活感覚で、アウトになっちゃうセンセイが多いのです。
私が合格点を出せるのは、藤原直哉先生と内田樹先生くらい。
逆に他におススメの人がいたら教えてほしいです、ぜひ♪♪♪
今回する本は、「自分さがし」「婚活」「草食男子」みたいな
軽い話題から、東日本大震災や原発事故のような、重い
話までバラエティーに富んでます。
福山市図書館の蔵書です。超オススメします~!!
図書館リンクは、明日書きたします。
今日は、これでおやすみなさ~い。 (@ ̄ρ ̄@)zzzz